ウェブサイトを初めて公開したのが1997年9月なので、当サイトも開設してもう22年以上経過していることになる。当時使っていたHTML文書もCSSも保管していないし、キャプチャー画像も撮っていないので、昔を振り返ろうにも通常ならどうしようもなくなるところだ。しかし、世の中には世界中のウェブサイトの魚拓を集めているところがある。有名なのがINTERNET ARCHIVE Wayback Machineで、ここを利用して過去の当サイトのトップページと配下のページのキャプチャー画像を取得し、当サイトの歴史を振り返ってみることにした。
トップページの変遷
1999年11月28日
この頃はまだフロントページというホームページ作成サイトを使っていて、リストマーカーや水平線に画像を使っていたり、FONT要素が平気で出てきたり、ぐちゃぐちゃなソースを吐き出していたり、今から見ればひどい作りだった。この少し前には記事へのリンクまで画像になっていた(流石にテキストリンクも用意はしていたが)から、穴があったら入りたい気分である。
開設当初はHTML文書も手打ちで、ウェブセーフカラーのどぎつい背景にテキストと水平線があるだけの簡素なものだったが、その後にフロントページが発売され、ホームページ作成ソフトの便利さに負けた結果がこれである。
昔風の如何にも、といった作りで、まだまだいわゆる「ホームページ」な作りだった。
2006年2月4日
当時は配下の記事のそれぞれが独立したサイトと考えており、検索サイトにもそのように認識されていたようだった。しかし、いわゆる「だるま落とし」でドメインルートにアクセスされた場合に困るので、形だけのトップページを置くことにした。その結果がこのように非常に素っ気ないページとなった。
2006年8月13日
紫系の色彩は他の記事で使っており、重複回避の必要があったこと、加えて記事の分類ごとに色彩を統一している都合上、トップページがどの記事にも属さないことを示す意味で無彩色を採用した。ますます素っ気ないページになってしまった。
2009年10月1日
これまで独立した別サイトと考えていた各記事を纏めて一個の個人サイトに再編成することとし、話題に統一性がないことから雑記帳のようなものだと「楓葉雑記帳」の名を与えた。これに伴うトップページの変更である。
2014年9月10日
検索窓が付いたくらいで機能的には大きな変更はなく、むしろセマンティックウェブを意識してXHTML+RDFaで書き直し、HTTPヘッダーでMIME型にapplication/xhtml+xmlを与えるなど、目に見えない変更が主体であった。すでに更新がほぼ止まっている古いサイトの保全とメンテナンスという性格が強い更新であった。
おわりに
画像が多くなったので、配下の各記事については次回に取り上げることにする。