本日、品鶴線武蔵小杉駅開業、モバイルSuicaオートチャージ開始

表題にありますように、本日から品鶴線*1に武蔵小杉駅が開業、モバイルSuicaのオートチャージも開始されました。長年待ち望んでいたことが一度に実現したわけです。

まず、品鶴線に武蔵小杉駅が出来たことで、横浜から武蔵小杉までJR線で行った場合の距離と時間がどちらも大幅に短縮しました。従来は自宅の最寄り駅である元町・中華街からみなとみらい線と東急東横線で武蔵小杉まで行き南武線で武蔵溝ノ口まで通勤していましたが、今回の品鶴線武蔵小杉駅開業で石川町から横浜・武蔵小杉乗換えによりJR線だけを利用した通勤が現実的になりました。

品鶴線を走る普通列車は横須賀線と湘南新宿ラインなので東急東横線に比べれば本数も少なく、その上武蔵小杉での乗り換えに7〜8分かかるという欠点はありますし、石川町駅までの距離もありますが、6ヶ月定期が89,600円から54,440円に。これだけ価格が違って所要時間が5〜7分しか違わなければJRに転んでしまいます。着席にメリットを感じるほどの所要時間ではないので、始発駅からの通勤でなくなることは気にしません。

そんなわけで今日モバイルsuica定期の変更を行ったのですが、定期券の経由の表示がちょっと面白いことに。

  • えきねっとのJR運賃料金・定期運賃案内
    • 南武線,武蔵小杉,品鶴線,鶴見,東海道本線,横浜,根岸線
  • モバイルsuicaコールセンターの案内
    • 武蔵小杉,鶴見,東海道線,横浜,根岸線
  • 実際のモバイルsuica定期券の表示
    • 新川崎,新子安,桜木町

えきねっとでの表示が一番真っ当だとは思いますが、一般の人が使う検索サイトで何の説明も無く品鶴線と出力されてきたのにはちょっとびっくりしました。一方、モバイルsuica上の表示は本当に最低限です。確かにこれで十分と言えば十分です。

そして、本日からモバイルsuicaで待望のオートチャージが開始されました。今までは携帯電話の通信機能を使ったチャージしか出来なかったので不便だったのですが、今日からはモバイルsuicaアプリをVer.4にアップしていればオートチャージの設定が可能になりました。これでモバイルsuicaの弱点の一つが克服されたわけです。自動販売機に差し込めないという弱点は相変わらずですが、とりあえずオートチャージが出来れば不満はありません。

早速石川町駅で残高を360円にわざと減らしておいたモバイルsuica定期をタッチ。見事に4000円(設定により増減可能)がオートチャージされました。これで通信しなくてもモバイルsuicaにチャージが容易になりましたから、パケット単価が安いキャリアでしたらパケット定額制もいらないくらいになりました。

本日の品鶴線武蔵小杉駅開業とモバイルsuicaオートチャージ開始により、自分にとっては大幅に利便性と経済性が向上したと言えるでしょう。


*1 品鶴線:品川駅で東海道本線と分かれて同線よりも内陸部を南西方面に進み、多摩川を渡った武蔵小杉駅付近で南に大きくカーブして南進し、新鶴見信号場を過ぎた先の鶴見駅付近で東海道本線と再合流するというルートを取る線路(Wikipediaによる)。