旧暦の日付と月の名前の対応を調べてみると、以下のようになる。
- 1日(新月):朔
- 2日:繊月、二日月、既朔
- 3日:三日月、若月、初月、眉月
- 4日:
- 5日:
- 6日:
- 7日(半月):上弦の月、弓張月
- 8日:
- 9日:九夜月
- 10日:
- 11日:
- 12日:
- 13日:十三夜月
- 14日:小望月、宵待月、幾望
- 15日(満月):十五夜、望月
- 16日:十六夜月、既望、不知夜月
- 17日:立待月
- 18日:居待月
- 19日:寝待月、臥待月
- 20日:更待月
- 21日:
- 22日:
- 23日(半月):下弦の月、二十三夜月、弓張月
- 24日:
- 25日:
- 26日:二十六夜月、眉月
- 27日:
- 28日:
- 29日:
- 30日:晦日(三十日)月
十五夜を過ぎて欠けゆく月に対する固有の表現が多いのに驚かされる。しかも、立待月、居待月、寝待月、更待月とみんな出を待つ月である。衰えていくものに対する態度と待ちの態度が如何にも日本的だと思う。十五夜の満月よりも、旧暦17日や18日の月の方が形が良いと思うのも、日本人的な感興のなせる技だろうか。それとも、これが歳をとってしまうということなのだろうか。
ちなみに、今日2004年8月15日は旧暦では6月30日、旧暦の7月に入れば秋と見なされる。アメダスによれば13時現在横浜は19度。雨ではあるが久し振りに涼しい一日になりそうである。